ハーフかマグナムか?ワインボトルのサイズあれこれ

こんにちは、跳ねる柑橘です。
いよいよ師走が迫っている!
忘年会・新年会・クリスマスパーティーシーズンですね。

大人数から二人きりロマンティック、おひとりさま…
色んな過ごし方があると思いますが、ここはパーティーに合うワインネタを!笑

ということで、ワインボトルのサイズについて書いてみます。

(目次)

パーティーシーズン到来

パーティー好きにはシーズンとかないんでしょうが、世間一般ではぼちぼち宴会・パーティーシーズンですね。ここでワインを、となるときに気になるのが「量」の話。

ワインボトルの通常サイズは750mlです。
これはワイングラス約6杯分1人でそれくらい余裕!という人もいるでしょうが、ご家庭で飲む場合は2人で3杯ずつ、3人で2杯ずつとかが多いかな?
パーティーでは泡・白・赤と複数ボトルをあけることが多いので、6人だったら各種1本、飲みがメインの場合は各種2本ずつ、などの用意かと思います。

しかしそこまでお酒が強いわけではなく、1人ないし2人では1本750ml飲み切れない…という方もいるのでは?
そういう場合はバキュバンという、密閉できるフタがあり、3日くらいまでならワインの鮮度を保ってくれます。

ですが、ワインは生き物。バキュバンを使ったとしても酸化は進んでしまい、数日のうちにもとの味とはかけ離れてしまいます。スパークリングに至っては気が抜けちゃいますからね。
そういった器具を使ってももって3日、出来れば翌日には飲み切りたいです。

ハーフボトルのススメ

翌日以降に持ち越すことなく、でも少人数でワインを飲みたいという場合におすすめなのが、ハーフボトルです。字のごとく、通常の半分サイズのボトル。375mlです。
これと対比して、750mlの通常サイズのボトルをフルボトルと呼びます。

小さくて良かった!メリット

グラス3杯分なので、2人で1杯ずつ飲んで、次はグラス半分ずつおかわり。
またはおひとりさまでも3杯なら!という人は飲み干せます。
ただ、無理しちゃだめです。お酒で無理することほど馬鹿なことはありません。
色んな種類をちょっとずつ飲みたい、という人にもお勧め。ワイン資格試験のテイスティングに備えて…とか、お店でワインを扱っている人などですね。

ちょっとしたプレゼントにも良いです。
フルボトルはワインが750mlにボトルの重さも加わって1kgくらいの荷物になります。しかしハーフボトルはボトル分を入れても大体500gと軽いので、帰りの電車でも耐えられる重さです。

小さいからっていいことだけじゃない、デメリット

ただ、ハーフボトルにもデメリットやネックになることがいくつかあります。
・ハーフが無い銘柄もある
どのワインもハーフボトルを作っているわけではありません。
飲みたいワインがフルボトルしかない…ということはざらにあります。

・割高
量は半分、なのでお値段もきっかり50%! ということはめったにありません。笑
一概に言えませんが、大体フルボトルの60~75%くらいの価格が多いです。

・過熟

ワインは、瓶詰後も熟成が進むワインです。ハーフボトルはフルボトルの半分の容量ですが、ボトル上部に入る空気の量はフルボトルと同じです。
そのため、ワインが空気に触れることで進む熟成が、フルボトルに比べて早く進むといわれています。(賛否あり)
これは、例えば5~10年かけて熟成させると良い とされる赤ワインが、3~5年くらいで飲み頃になる、とも言えます。裏を返せば、そこまで熟成させる必要のないワインのハーフボトルはさっさと飲まないといけない。笑
まあ、フルボトルは鼻血が出ますっていうくらい高いのでなければ、そういう長期熟成させたいワインはフルボトルで買えばいいんじゃないですかねえ、っていうスタンスでワインを扱っていた柑橘くんとしては、これはメリットというよりはネックとして書きました。
ハーフボトルゆえの特徴なので白黒つけられないですよね。

マグナム!

さて、ハーフボトルじゃ足りないんじゃー!という方のために、今度は逆にボトルを大きくしてみます。
その名もマグナムボトル。
これを見ると「俺のマグナムが火を噴くぜ」ってやる人が必ず出る。あなたのじゃないですし、噴くのは泡ですけどね、大抵。

さて、マグナムボトルは1500ml入っています。なのでグラス12杯分
イベントスペースやお店貸し切りでのパーティーでは役立ちます。

インパクト大

量以外でも大人数のパーティーでパワーを発揮します。何て言ったって大きいその姿はインパクト大ですから。みんな写真を撮ることでしょう。持ってきたあなたは一瞬のヒーロー。

なお、私は泡と赤のマグナムは見たことありますが、白のマグナムは見たことありません。無いんじゃ…ないですかね?
赤ワインのマグナムも、ワインショップのケースの中とか、空になってレストランに飾ってあるとか、それくらいで、圧倒的によく見るのは泡のマグナム。パーティーでは、乾杯はそろって同じ泡で、ということが多いと思います。そのあとはソフトドリンクや他のお酒、赤白お好みに分かれていくけれど。
その際、グラスに注ぐところも見せるような会場ではマグナムで景気よく注ぐ場面を見ます。

量がある、インパクトがある以外でよいところは、ハーフボトルと同じ理屈でかつ逆の理由で熟成がゆっくり進むので、長期保管に向いているといわれます。

でかさ故のデメリット

ネックは、
・でかくて重いので持ち歩くのがしんどい
ただ、レストランなどで大量にさばくような場合には流通コストがかからなくて済む。フルボトル2本よりもマグナム1本の方が、コストが安く済みますからね。
・当然ですが注ぎにくい
女性はしんどいんじゃないでしょうか。男でもコツを掴まないと大変です。
・レア
こちらもどのワインにもあるわけではない。レアです。見たら写真撮りましょう。
大人数でのパーティーを予定、それも主催側で予定されている方は、大型のボトルをおすすめします。

ボトルのサイズと名前一覧

それでは最後に、ワインボトルのサイズと、名前をご紹介します。
小さい順です。

188ml (正確には187.5ml)
Quart (キャール) 名前の意味は1/4のことで、その通りの1/4サイズです。Split(スプリット)とか、イタリア語のピッコロ(Piccolo)と呼ばれることがあります。緑の彼ではないです。

375ml
Half bottle / Demi-bouteille (ハーフボトル/デミ・ブテイユ)
demi(デミ)は「半分」、「ブテイユ(bouteille)」ボトルです。

750ml
Bouteille (ブテイユ)
フルボトルのこと。

1500ml
Magnum (マグナム)
「俺のマグナムがry」

3000ml
Jeroboam (ジェロボアム) ⇒シャンパーニュ地方の呼び名
Double-Magnum (ダブル・マグナム) ⇒ボルドー地方の呼び名
※シャンパーニュ地方はつまりシャンパンボトル、ボルドー地方のはボルドー型のワインボトルに適用される呼び名とサイズです。

4500ml
Rehoboam (レオボアム) ⇒シャンパーニュ
Jeroboam (ジェロボアム) ⇒ボルドー(※)
(※ 注意:泡と赤で同じ呼び名でもサイズが違う!)

6000ml
Mathusalem (マチュザレム)⇒シャンパーニュ
Imperial (アンペリアル)⇒ボルドー

9000ml
Salmanazar (サルマナザール)⇒シャンパーニュ

12000ml
Balthazar (バルタザール)⇒シャンパーニュ

15000ml
Nabchodonosor (ネブカドネザール)⇒シャンパーニュ

f:id:nain-hoppingnaranca:20161129115846j:plain
写真:あの有名シャンパン「ヴーヴ・クリコ」のボトル勢ぞろい。(wikipedia)

梯子の上から、キャール、デミ・ブテイユ、ブテイユ、マグナム、
床上右から、ジェロボアム、マチュザレム、サルマナザール、バルタザール

ネブカドネザールってなんだよ大王じゃねーか。
ジェロボアムあたりから聖書の賢者や王様の名前が使われています。
私はネブカドネザールまでしか教わっていませんが(実物はマチュザレムまで見ました)、この先にソロモンなる20リットルのボトルがあるとか。ボトルにする必要があったのだろうか。

また、私はてっきり、シャンパーニュ地方の呼称はスパークリング、ボルドー地方のはスティルワイン(泡じゃない普通のワインのこと)すべてだと思っていましたが、ブルゴーニュ地方の分類もあるんだとか…。

ブルゴーニュのワイン12リットルを、ボトル1本で仕入れるとか…考えたくもないですね(誉め言葉)。サイズの余談ですが、甘口ワイン(トカイワインや貴腐ワインなど)は、500mlのボトルが用いられることが多いです。

まとめ

目的にあったサイズのボトルでワインを用意すると、過不足なく楽しめるのではと思います。
また味のウンチクを語ってげんなりされるよりも、サイズに負けない大仰な名前を披露するくらいのほうが、パーティーでは良いかと思います。
まあ旧約聖書の王様の名前とか日本人は普通知りませんがね。笑

では!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。