神津島は”神”な島だった

柑橘(@hoppingnaranca)です。
突然、島に行きたくなったので、先週行ってきました。
動機は、疲れたから。笑

  • きれいな景色がみたい。特に海と空。
  • 特に予定なくゆっくりしたい。
  • あったら温泉入りたい。

そう思って行き先を探していたら、ひとつの島を見つけた。
神津島です。
島と宿のマワシモノになりきって、以下神津島を絶賛します。


神津島ってどこ

神津島(こうづしま)は伊豆諸島にある周囲22kmくらいの小さい島。伊豆諸島のなかでは北から5番目にある有人島です。
(北から伊豆大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島)

火山の噴火で知られる三宅島などと同様、神津島も火山島。東京都に島がある、しかも離島。知ってはいたけど行ったことはなく。

島ということは、海と空が広くてきれいなはずだ。
⇒きれいらしい。

しかも火山島ということは、きっと温泉がある。
⇒あった。

という感じで、都内のタリーズで決定しました。
旅を思い立ったのが月曜。
神津島に行き先を決めたのは火曜の昼。
宿と飛行機をとったのが火曜の夜。
この勢いよ。

神津島の魅力1:アクセスが異常に楽


神津島をはじめとする伊豆諸島は東京都。
ということで都内からのアクセスがかなり楽です。
竹芝のターミナルからはジェット船やフェリーが、調布飛行場からは大島~三宅島行きの飛行機が、そして羽田から八丈島行きの飛行機が出ています。
フェリーは夜に出港して翌朝に到着。飛行機の場合、神津島へはわずか45分のフライト。今回は飛行機を使用。乗って寝てたら着いてた。
ネックなのは便数が限られていることと、天候に左右されやすいことかな。予定の便が欠航して次のに乗りました。#二便が欠航
(詳しくは東海汽船新中央航空のサイトをみてください)

神津島の魅力2:自然が一通りある


さて、神津島。
伊豆大島や三宅島、八丈島と比べると名前が知られてない印象。
あと青ヶ島も最近、東京都最大の秘境としても知られていますね、一度行ってみたい。
そんな島々と比べると知名度でちょっと劣るけど、神津島はすげー島でした。
なにせ、私が楽しみたかったことが一通りなんでもあったんです。

広い空と海


これですよ、これ。

都会であーだこーだして疲れた心をいやすのは広い海と空。メインビーチである前浜ビーチは島唯一の村落の中にあり、島の西側に位置してるんで、晴れていれば最高の夕日を簡単に拝めます。
天気が良くて空気が澄んでいる日には富士山も見える。
まだ4月だったのと水着持ってなかったのでスルーしましたが、神津島のウリは澄んだ海。
シュノーケリングやダイビングが人気なのだとか。海が穏やかなら50m先が見える水質なんだって。赤崎遊歩道が有名だそう。

山の表情が多彩


神津島は火山島。やけに山が多いです。

中央にそびえる天上山は標高572mと数字で見ると大したことないですが、登山してみるとかなり登りこたえあり。登山家じゃない素人の私からしてみたら、ですが。

白島登山道3合目で撮ったシダ。シダも新緑?あざやか
黒島登山道のオオシマツツジ

 山のふもとにはシダがうっそうとする森があり、地面も湿ってる。登っていくとだんだん低木がメインになって高原っぽくなり、10合目付近では高山らしい植生になっていました。屋久島ほど顕著じゃないですですが、一つの島で色んな気候の植生が息づいている、のかもしれない。


さらに、山の上は周遊できるんですが、そこの景色が本当に多彩。
高原!ってかんじの低木が広がるエリアと、ゴツゴツした岩が転がるところ、そして火星や月に来たかのような景色が広がる砂漠。


いくつかある展望スポットからは伊豆諸島の島々を見渡すことができ、山頂からは360度のパノラマで、村落や前浜、島々、そして太平洋が一望できます。ただ風がとても強い。陽射しも強い。

山頂からの眺め。向こうに見えるのはたぶん新島や式根島


神津島は星空がきれいなことでも知られているようです。実際めちゃくちゃきれいでした。

星空撮影の初心者である私がガチの星撮影を初めてやって、この成果です。
夏も冬も、また見たいなあ。

温泉がある

温泉センターの目の前で見る夕焼けと海

温泉があったら最高だなーと思っていたら、ありましたよ。
村落から少し北にある温泉。神津島温泉保養センター。
露天風呂は水着着用の混浴で、西の海を見ながらゆったりできます。

地元の方々もいっぱい来ていて、4月にしては賑わっていました。

神津島の魅力3:人がやさしく飯がうまい

これはネコ

島あるあるかもですが、まあ人が優しい。
宿のオーナー、飲食店の店員さん、そういった店で知り合った人、そしてお土産物屋さんのご主人と、出会った人たちが全員非常に優しかった。「どこどこがいいよ!」とか「お土産はこれ」「これは食べとけ」「これは何月にまた食いに来い」などなど。
あと子どもが多い。2000人に満たない人口らしいんですが、保育園に60人くらい園児がいるのだそう。横を通りましたが大勢の元気な声が響いてました。活気のある印象がまた良いね。

漬け丼。おいしい


また島あるあるですが、飯がうまい。

海鮮が絶品です。お土産でおすすめも海鮮で、干物と赤イカの塩辛。私は塩辛あまり好物じゃないんですが、これすごい美味しかった。

宿が最高

カフェスペースの超おしゃれなテーブル。オーナーてづくり


島ならでは?で宿泊施設は民宿がメイン。海鮮を使ったごはんが美味しそう。漁村の民宿は最高よね。
だけど今回私が使ったのは島唯一のB&B『みんなの別荘ファミリア』さん。
これがまたniceでした。
https://www.familia-family.com/

“誰かのために力になることで、HAPPYになれる人が集まるコミュニティをつくる”
すごいあったかいコンセプトでびっくりした。

移住してきたオーナー二人が経営。2017年の夏にオープンした新しい宿で、オーナー自らDIYでお部屋を改装しているのだとか。

バーカウンター


1階はカフェ&バー。オーナーが淹れるコーヒーが美味しい。

オフシーズンだったので半ば独占してたんですが、毎晩島民の方が来店して話に花を咲かせてました。宿泊者は自由に下りて使用してよくて、読書したり、私のようにパソコンやスマホで写真を編集したり、持ってきてしまった仕事を片付けたり…ゆったりできる場所。
ワインやおつまみも出していて、ワインはソムリエがチョイス、おつまみのチーズは航空会社でCAをしているオーナーさんがオランダで買いつける、いわばガチなやつ。
広々としているし、Wi-fiもコンセントもあってネット環境は都市部並み。なので島だけどリモートワーカーの人にオススメ。作業環境が整っているだけじゃなくて、ふらっと出たらビーチがあって、山があって、温泉があって、星がきれい。アイデア大爆発しそう。もちろん、夏にビーチで遊んで夜はまったりという王道を楽しむのもいいですね。
島の夜はやっぱり早いかな~と思いましたが、飲食店やスーパーはオフシーズンでも意外と遅くまでやってました。なのでご飯を外で食べて帰ってたらカフェ&バーでみんなで喋ったり作業したり、よさそう。まあ私は一人で来たんだけど。

肝心の宿泊施設は、一言でいうときれい。
B&Bとしては部屋はひろくて、テレビなどは無くゆっくり休める場所。お洒落できれい。エアコンついてるし、コンセントいっぱいあるし。
あとお風呂がきれい。とにかくきれい。個人的にこれはポイントがかなり高いんです。シャワーの勢いばっちりとかそういう次元じゃなくて、湯船も床も清潔だし一人で入るには十分ひろくて、これはポイント高い(宿でもそればっかり言ってた)


ノープランで行ったんですけど、オーナーがここは外せない、ここのお店はいつがお休みなど丁寧に教えてくれたので、無理な予定を詰めることなく満喫できました。空港まで送迎してくれたし、あとは完全に個人の好みとの合致なんですが、美味しいコーヒー淹れてくれて、ワインとチーズも出してくれて、ジブリが好きで旅が好き。こんなオーナーがいる宿。コンセントとWiFiと風呂が充実。

この島にこの宿ってのは、”旅好きリモートワーカー”にとっては最高だと思う。

ここが大変神津島

ここまであまりにもマワシモノなので大変だったことを。

飛行機


最初に書いた通り、当初乗る予定の便が天候不順で欠航しました。

これがめっちゃ焦る。神津島行きは一日三便しかなくて、私がとっていたのは第二便。最終便も飛ばなかったらその日は島に行けない。。。無事飛んだけど。

そして無料で持ち込める荷物に制限があります。
荷物の総重量が5kgを超える場合、1kgあたり300円の超過料金を請求されます。
カメラや三脚を持って行った私は当然重量オーバーで、往復数千円払いました。間抜けですね。重たい荷物を持っていく際はフェリーやジェット船にしましょう。

登山


天上山登山の際、肝心の登山口に行くまでに村落中心部から2kmほど歩きます、もとい登ります。アスファルトなんですが、傾斜12度くらいの上り坂を登るので結構それで疲れる。

登山道は「黒島登山道」と「白島登山道」があり、「黒島」は島西部の眺望を観ながら登れますが、ちょっと勾配がきつい。「白島」は黒島と比べると若干勾配が楽だけど、途中から森の中をひたすら下ることになるので足元が湿っていてこれはこれで気を付けてほしい。

買い物


コンビニはありませんが、村落内ならスーパーがあるし自販機もあるのであまり気にならない。自販機ではいろはすが130円くらいしたので、単価にうるさい人はそこが気になるかも。登山の際はそんなこと気にしてたら脱水で死ぬので躊躇なく1~1.5Lくらい買って登りましょう。

(あとなぜかCan-Doがあった。使ってないけど。)

ということで、”神が集う島” 神津島は、今風に言えば”神ってる”島でした。
オフシーズンなのに本当素晴らしかった。
また行きます。島の皆さんありがとうございました。

では、¡Hasta Próxima!